フランスで師事した恩師に手紙を書いています。いざフランス語で手紙を書こうとすると、なかなか時間がかかる。話す時はとにかく熱意があれば伝わりますが(笑)、文章となるとこちらもなんとなく身構えてしまうところがあります。
書いては消し、辞書を引き引き、なーんてやってたら書き始めてから既に一週間。しまった、日付が古くなってしまう・・
先生はもうご高齢で、私がコンサーティストディプロムを取得した年に、退官されました(私立の音楽院のため、定年はありません)。今年でなんと89歳!でも、まだ現役。
いつまでも真摯に音楽に向き合い、演奏を続ける、その姿勢に学ぶことは沢山あります。
先生からすれば私なんてよちよち歩きの赤ん坊みたいなもの。
先生の、少し背をかがめて、指をぺたりと伸ばして弾く、あの光景を懐かしく思い出します。またいつかお会いしたいです。
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