2014年5月26日月曜日

絶対音感

最近友達が出産しまして、ふと自分が子供の出産のために長期入院していた頃のことを思い返していました。
大部屋だったのですが、同室の人に、ピアノをやっているという話をしたら、じゃあ絶対音感とかあるの?という話になりました。
うん、あるよー、このウテメリン(お腹の張りを抑えるために24時間点滴していた薬の名前。)の点滴が不具合を起こした時のアラーム音は、ララ♯シ、なんだよ、という事を言いましたら、それが皆に大ウケ。
あ、絶対音感が初めて役に立った、と思いました(笑)

音楽をするのに絶対音感は別に必要でもないんですけどね。
小さい頃から音楽を習っていると、自然に身に付くことも多いみたいです。

絶対音感云々でなくても、毎週、ソルフェージュ(リズム打ちや歌)をやっていると、最初は全然音程が取れずに当てずっぽうで歌っていた生徒が、一年、二年経つ内に綺麗な音程で歌えるようになります。ずっと音痴だった子が、ある日突然音程が取れるようになって、お母様もビックリ、なんてことも。

歌は全ての基本ですから、ソルフェージュは大事にしていきたいです。

2014年5月12日月曜日

バルテュス展

招待券を持っている友人に誘ってもらって、上野の東京都美術館でやっているバルテュス展に行ってきました。
不勉強ながら今回初めて知ったバルテュス。1908年、パリ生まれです。かと言ってフランス人かというとそうでもなく、父親はポーランド貴族、母親はドイツ系ユダヤ人。これだけでもう、ただものではない感じ(笑)。
事前に今回の美術展のHPを見てみたところ、なんとも扇情的な絵がどどーんと出てきたので、少々構えてしまったのですが、いざ蓋を開けてみたら非常に魅力的な画家でした。
有名な、少女をモチーフにした絵画の他にも、風景画を多く残しているのですが、構図が整然としていて、色彩が全て調和している印象を受けました。
絵は独学で学んだそうですが、ルーブル美術館に行ってはひたすら模写していたそうです。あと、習作(スケッチ)を非常に数多く、丁寧にしている。
自然の光だけで描いていた、という点も興味深いです。本当は自然光の元に鑑賞するのがいいんでしょうね。
何年かぶりの美術展、多いに楽しみました。
それにしても1908年生まれというと、ドビュッシーが1918年没、ラヴェルが1937年没ですから、彼らと同時代に生きているわけで。どうも音楽史に名を残すような人は遠い昔の人のような印象を受けますが、こう見てみると意外と最近の人なんですねー。

2014年5月6日火曜日

こどもの日@たてもの園

GW、こどもの日に、小金井公園のたてもの園に行ってきました。
実は年間パスポートも持っていて、ちょくちょく行っているのですが、いつもとは違う(失礼)盛況ぶりにびっくり!
こどもの日という事で、子供向けのイベントが多数行われていました。
我が子は綺麗な紙で作った風車をもらって大喜び。
昔も今も、こどもの喜ぶものは変わらないんだなあと実感。子連れ狼の大五郎も喜んでたし。
というか、人間の本質は変わらないんでしょうねー、昔も今も。何百年も前の音楽が未だ色あせず、新鮮に感じられるんですものね。

コンサート予定

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