2015年10月8日木曜日

おさらい会の効能

おさらい会が終わりましたが、その次の週のレッスンはお休み、なんてこともなく、平常運転です。
なぜかと言うと、終わった後って、結構大事だと思うからです。
人前で弾いた記憶が新しいうちに、次につなげるための一歩を踏み出して欲しいのです。

早速今日、おさらい会の効果テキメンだった小学生がいました!
彼はピアノを始めて半年強、普段は気を付けてはいるけど、なかなか指の形まで気が回らない。が、今日のレッスンでは、とても綺麗な手の形で弾いている。しかも、スタッカートの手首の使い方もとても自然。
なんか今日はとっても上手だなーと思っていると、お母様が種明かし(?)をして下さいました。

先日のおさらい会では、大人の生徒さんや、私も演奏したのですが、彼はその時にずっと手が見える位置で聴いていた。そしたら、そのイメージが頭に残っていて、自然と綺麗な手の形で弾けるようになった。

・・・うーん、素晴らしい。
でも、私も思い当たること、あります。
偉大なピアニストの演奏を聴いた後は、なんだかとても自由に弾けるのです。
それも、生で聴いた時が一番。
生徒さんにもぜひ、そのイメージを持ち続けて欲しいものです。

そんなことを思うと、やっぱりコンサートに行くっていうのは得難い体験なのだなあと実感します。練習もいいけど、いい演奏を聴くのもとても大事ですね。


2015年10月3日土曜日

おさらい会終わりました

第一回おさらい会が、無事に終わりました。
皆さん、いい緊張感の中、それぞれがとてもいい演奏をしたと思います。
私も、二曲弾かせていただきました。
自分が弾くより、生徒さんが弾くのを聴くのが、本当にドキドキしてしまって、終わった後は安心感からどっと疲れが・・・
しかも苦手なしゃべりもありましたし。
もうちょっと上手に進行ができるようになりたいです。。
とにかく、皆さんお疲れ様でした。
また次に向けて頑張りましょう♪

2015年10月1日木曜日

ピアノを弾く時の手の形

昔はよく、「卵をつかむような形で」と言われたものです。
ところが今は、そんな教え方は古い、そういう言い方をする先生には習わない方がいいといった事を書いてあるページが、ネット上にあったりします。
ピアニストの演奏を見ても、確かに手をぺたっと伸ばして弾いているような、、、

そうなると、何が正しいの?とわからなくなってしまう方もいらっしゃるのでは。

が、要するに肝心なのは、第一関節です。
つまり、第一関節(指先の関節)が極端に内側に凹んでいると、マズイのです。
手を伸ばしているピアニスト(私もそのタイプですが)だって、第一関節はしっかりしているはず。
なぜなら、そうでないと指の独立ができない→速いパッセージが弾けないということになるからです。これでは、少し難しい曲になるともうお手上げです。

そこを鍛えるために、習い始めの子どもたちには、口をすっぱくして指先指先と言っているわけです(幼児にはそこまで厳しくしませんが)。卵の形というのも、ごく初期の段階ではいいのではないでしょうか。指の付け根で天井をしっかりつくって、指先が潰れないように。
そうして基本をしっかり作ってから、手を伸ばすなりなんなり、色々なタッチでひけばいいのです。

一番自然なのは、腕をブラ〜ンと降ろした状態の時の、手の形です。不自然に丸くなく、自然になだらかな曲線を描いているはず。それをそのまま鍵盤に乗せれば、一番いい手の形になります。






コンサート予定

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